◇xyLine コマンドリファレンス◇
(書式)S-Gph 1/2/3 DrawOn, xyLine, 〈XList〉, 〈YList〉, 〈Frequency〉, 〈Mark Type〉, 〈Color Link〉, 〈Grph Color〉
(例)S-Gph 1 DrawOn, xyLine, List 1, List 2, 1, Square, ColorLinkOff, ColorAuto
[引数]
以下に示す引数は省略できます。省略した際は、現在の設定が維持されます。
〈XList〉…X軸データを格納するList
〈YList〉…Y軸データを格納するList
〈Frequency〉…1、若しくはListで、0のときは描画せず、正の実数のときは描画します。それ以外はOut of Domainになります。
これら3つの次元が一致している必要はありません。
〈Mark Type〉
┗Square…□、外側7×7、5×5中抜き、Or表示
┗Cross…❌、C.Basicの実装より少し大きめ(詳細後程)、Or表示
┗Dot…■、7×7
〈Color Link〉
┗ColorLinkX&Y…X、Yの色が一致している時はその色で、Mark Typeに従います。不一致の時は、黒の◎です。
┗ColorLinkOnlyX…Xの色に従います。
┗ColorLinkOnlyY…Yの色に従います。
┗Off…Grph Colorに従います。
〈Grph Color〉…Color LinkがOffの時、通常の色に加え、ColorAutoを指定できます。ColorAutoの時は、青→赤→緑→マゼンタ→黒→青→……の順です。Color LinkがOnの時に指定すると、Syntax ERRORになります。
[プログラム実行時の動作]
上下左右キー
• グラフ画面消去後、スクロール・再描画します。
[SHIFT]+[F1](TRACE)
• Graph FuncがOnのとき、画面左上に影付きOr黒色で、"StatGraph1(/2/3)"と表示します。
• CoordがOnのとき、画面下部に影付きOr、XとYそれぞれの色で座標を表示します。
[SHIFT]+[F2](ZOOM)
• AUTO以外は有効です。操作後、グラフ画面消去・再描画します。
• AUTOは、押しても何も起こりません。
• [+]/[-]キーは何故か無効です。
[SHIFT]+[F3](V-WIN)
• 操作後、グラフ画面を消去します。
• 再描画しません。
[S-WindAuto時のV-Win設定]
Xmin, Xmax, Ymin, Ymaxを変更します。
計算式は以下の通りです。
Xmin=Min(〈XList〉)-(Max(〈XList〉)-Min(〈XList〉)/6)
Xmax=Max(〈XList〉)+(Max(〈XList〉)-Min(〈XList〉)/6)
Ymin=Min(〈YList〉)-(Max(〈YList〉)-Min(〈YList〉)/3)
Ymax=Max(〈YList〉)+(Max(〈YList〉)-Min(〈YList〉)/3)
値によってはRange ERRORになります。
[備考]
• 点と点を繋ぐ線の太さは常に1で、色は次の点の色に従います。
• 描画の順序としては、色設定→プロット→色変更→線描画→プロット→色変更→……→線描画→プロットとなります。